大阪視覚障害者の生活を守る会

(DAISIKAI)  【 こぶし 】401号

2009年 6月 5日発行


今月の主な内容

訃報 木村先生逝去 大阪府交渉迫る 阪急電鉄交渉
堺 歴史散歩 事務局伝言板 会計から
告知板 今後の活動日程 編集後記

メールはこちら    

ご意見、ご感想などございましたら、
   お気軽にメールをお送りください。



    訃報

木村重仁先生
安らかにお眠りください!





堺支部   千田 勝夫 


  去る5月28日(木)の夕刻、大阪市支部の木村重仁先生が亡くなられました。
心からご冥福をお祈りいたします。

  会員の皆さんの大半の方は、会員名簿上でしかご存知ないかと思いますが、大阪府立盲学校の教諭をされておられ、その後お父さんの後を継いで、天神の森天満宮(阪堺線天神の森駅)の宮司をされておられました。
それこそ私が会活動に参加した頃には、教職員支部(当時は金曜支部、日曜支部、西成支部、教職員支部の4支部制でした)に所属しておられました。
ですから40年近くも会員として関わっておられた方です。

  思い起こしますと、私が大阪府立盲学校に転校してきた時(1964年10月)の学級担任でした。
一般の中学校で黒板の字が見えず、また、教科書文字も小さくて読めなかった私は、親戚や周りの人から
「盲学校は教科書の字も大きいから大丈夫や!」
と聞かされていました。
ところがいざ転校してみると、転校前の学校と同じ教科書が使われていたのでした。
その時の私は将来に大変大きな不安を覚えたものでした。
そんな折、先生の優しい一言で救われました。
「今のうちに点字をしっかり勉強して、来年の4月には点字の教科書が読めるようにがんばれば良い。
残りの期間はその準備期間や!」
と言っていただきました。

  そんなきっかけから、私たちの結婚の際には仲人を引き受けていただきました。
それから30数年、私たち夫婦だけでなく、息子の進路についても相談に乗っていただいたりしていました。

 その先生が、突然パーキンソン病という難病を患われ、宮司のお仕事も辞められて療養されていました。
私たち当時のクラス仲間や先生と関係のあった者で何度となく集まりを持ち先生を励ましてきました。
そのような集まりや先生宅を訪問した際に、大視会や全視協のことも話題になりましたが、会報や点民などはきっちり読んでおられたので話もはずみました。
ところが、一昨年の6月に訪問したのが最後になってしまいました。

  亡なられた翌朝、先生を介護されていた娘さんから先生が亡くなられたことを知らされ、思わず去年は先生を見舞うことができなかったことを悔やみました。

  通夜に参列して、神主さんの祝詞を聴きながら、先生のありし日を思い浮かべていました。

  先生には本当に長い間お世話になり、いろいろとご指導をいただきました。ここに謹しんで、先生のご冥福をお祈りいたします。

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  明日を開く 大視会の歩み

迫る 大阪府交渉



事務局長   藤本 勲


  今年度の大阪府交渉は7月に行われます。
引き続き実行委員会を重ね、時間割等についての詰めと交渉の進め方の具体化を図ります。
また、各団体の「重点要求」を出し合います。
本会としては、「移動支援の無料化」、「視覚障害者の就労保障」を重点にあげていきたいと考えています。
以下、交渉日程と本会の要求項目を掲載します。
実行委員会に向けたご意見等をお寄せください。

       《交渉日程》

  7月 7日(火) 教育、大阪市立教育青年センター
  7月 8日(水) 午前・放課後学童
  7月14日(火) 未定
  7月16日(木) 未定



       《課題別要求項目》

  【 教育条件の整備 】

 2 視覚障害・聴覚障害・病弱教育に関する問題

@視覚障害児教育

 視覚支援学校寄宿舎の後退につながる「寄宿舎のあり方についての見直し・検討」「行財政計画案」を撤回してください。
また、障害児学校寄宿舎の機能を充実してください。
なお、「府立盲学校基本構想策定事業」の内容を明らかにしてください。 (文書回答)

  【 障害者自立支援法の抜本的な改善 】

23 自立支援法に基づく福祉サービス費の利用料・自己負担金の軽減措置を講じてください。

@ 自己負担金の未払いに関する調査結果を公表してください。
また、利用料軽減措置の実効性を検証してください。

A 応益負担制度(定率負担制度)は直ちにやめるよう国に要望してください。
大阪府独自に利用負担軽減策を講じてください。

B 障害者自立支援法による、利用料の定率負担、光熱水費、食費、施設の日常生活費、医療費、教育費などの負担の軽減を国に要望するとともに、大阪府として独自の減免制度を実施してください。

C 夜間時のヘルパー派遣費用や宿泊費、交通費などの利用者負担についての軽減措置を講じてください。

D 自立支援給付、自立支援医療、補装具、地域生活支援事業など多分野のサービスをまたがって受ける際の一般世帯も含めた総合上限制度を創設してください。

E 移動支援等の地域生活支援事業はすべて、従来通り「応能負担」「負担なし」としてください。
コミュニケーション支援からは負担金を取らないでください。

F 地域生活支援事業推進補助金を廃止しないでください。

24 障害者が地域で自立した生活を送る上で、必要かつ充分な社会資源の整備や支給決定が行われるよう、市町村を指導してください。市町村の整備が進むよう補助をしてください。

@ 地域生活支援事業などで拡大しつつある市町村間格差に対して、サービス水準の後退につながらないよう、大阪府として実態を把握し、是正に向けての対策を講じてください。

A 早朝、夜間、休日などのヘルパー対応が不十分な市町村などに対し、整備に向けた特別な対策を講じてください。

25 介護保険のサービス対象になった障害者について、対象となる以前の福祉サービス水準から後退させないよう、市町村を指導してください。

26 障害程度区分でサービス提供が一律に制限されることのないよう、市町村を指導してください。

34 装具等の支給に関して、次の改善を行ってください。

E 支給品目の拡大と交付手続きの簡素化、迅速な支給、耐用年数の短縮などをはかってください。(文章回答)

F 音声機能を付加したパソコン・周辺機器(点字ディスプレイなど)を視覚障害者の日常生活用具に加えてください。(文章回答)

G 老人ホーム等の施設に入所している視覚障害者にも点字図書給布事業、いわゆる価格差保障制度が受けられるようにしてください。(文章回答)

37 移動支援事業を拡充してください。

@ 通勤通学での利用禁止等の支給制限をなくしてください。

A 事業所の拡充を図るとともに、ヘルパー(特に男性)養成を積極的にすすめてください。

  【 その他福祉施策の拡充 】

50 予防接種や医療費など、補助犬の維持・管理にかかる利用者負担を軽減する施策を講じてください。また、代替犬についての検討状況を明らかにしてください。

  【 障害児者の医療の充実 】

57 重度障害者医療費助成制度を存続・充実させてください。

@ 障害者自立支援法で医療費負担が増額した人など、対象者を広げてください。
また、療育手帳B1以下、身体障害者手帳三級以下の人でも障害のために定期通院をしている人には何らかの医療費補助を行ってください。

A 訪問リハビリ・訪問看護も対象として利用拡大してください。

58 2006年度の診療報酬改定以降、成人期障害者の医療リハビリテーション(PT、OT、ST)の継続が困難となっています。
リハビリテーションが打ち切られることなく、今後も受け続けられるよう大阪府として必要な措置を講じてください。

59 後期高齢者医療制度の撤廃を国に要望するとともに、保険料や窓口負担を廃止し、安心して医療が受けられるよう、運営機関として救済策を講じてください。

  【 労働施策の拡充 】(視覚障害者の就労保障)

  68 視覚障害をもつ理療開業者の就労と生活を守る観点から、現在実施されている高齢者健康マッサージ(福祉マッサージ)を、利便性や衛生面から治療院での実施ができるよう法改正を国に働きかけてください。(文章回答)

  69 視覚障害者あはき師の就労機会を脅かす、晴眼者養成施設の新設・定員増については、認可しないよう国に働きかけてください。(文章回答)

  70 マッサージ業における「無免許者」の取り締まりを厳正に行ってください。 

71 柔道整復師による医療保険の「カラ請求」、「水増し請求」、「ふりかえ請求」などの不正請求に関する実態把握に努め法の遵守を求めてください。

72 特別養護老人ホームの機能訓練指導員として、視覚障害を持つあん摩マッサージ指圧師の雇用を促進してください。また、そのための研修会を積極的に開催してください。

  【 住宅・交通・まちづくり施策の整備、参政権保障 】

78 道路を障害者が安心して歩けるように整備してください。
視覚障害者の歩行の妨げとなっている駅前・繁華街などの歩道上の放置自転車をなくすよう引き続き対策を講じてください。
またチラシ配布や府政だよりへの掲載など、具体的な取り組みを行ってください。(文書回答)

79 障害者の参政権保障に向け抜本的な施策を講じてください。

@ 点字の選挙公報を発行するよう国に働きかけてください。(文章回答)

A 点字の在宅投票(郵便投票)を認めてください。(文書回答)

B 聴覚障害者の参政権保障のために「政見放送への手話通訳、字幕の導入」を大阪府選挙管理委員会の責任で、国に強く働きかけてください。(文書回答)

  なお、次の要求については、事務局にメールが届かず電話で伝えましたが、要求項目に入っていません。
事務局としての取りかかりの遅れがあったことをお詫びします。

○ 大阪市在住者以外の重度障害者にも市営地下鉄の無料乗車証が利用できるよう大阪府が助成してください。

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阪急三国駅事故
安全対策についての交渉報告




街作り委員会   加藤 泰孝

  昨年12月1日に起こった阪急三国駅での伯鶴(ハッカク)さん事故の現地調査、経過報告と懇談が12月12日に阪急担当者6名の出席でありました。

  現場での説明では車掌・運転手から聞くところによると、お客様の話では、…と思われるなどの言葉ばかりで、事故はなぜ起こったかという点の説明はまったくなされませんでした。

 場所を梅田駅構内に移し懇談を行いましたがその場での阪急電鉄からは、安全対策についての明確な回答がないため、文書での回答を求め回答が12月下旬に届いたが 内容は前回の話し合いと変わらず、施設・設備では「三国駅の内方線は09年上期に設置をする」とありますが、他については明らかでなく「ホーム係員、ホームドアについては現状では無理」、また「社員の安全教育は社内規則に基づいておこなっている」という内容です。

  私たちの願いである安全に鉄道を利用できるように、またこのような事故が二度と起こらないようにという願いに耳を傾けないようなものであったため、1月16日に検討をおこない要求を7項目にまとめ、再度、要求書を2月20日に阪急電鉄に届け、再び話し合いを持つように求めました。

  その結果として、3月26日に再び、阪急本社で約2時間の話し合いを持つことはできたものの、人数制限などをつけられるというものでした。

  要求内容と回答は前月号に記載した通りですが、質疑応答では内方線については、全駅に設置はするとの事ですが全駅に設置は何年かかるかの答えはなく、また非常停止ボタンについても現状維持のみの回答が続き、エスカレーターの誘導、音声案内については、誘導ブロックはガイドラインにないので考えていない。
音声案内は新規更新時におこなっていくとの答えです。
これでは何年かかるのでしょうか?

  要望として、「現状の案内でも乗降口がわかるだけの音量で位置が判るような工夫をして欲しい」等がありましたが、これも明確な答えが得られませんでした。

  ホーム係員については全く話になっていませんし、監視カメラは、現状では無理とのことです。

  ホームドアは安全上有意義なものではあるとは認識はしているが、一事業者ではできない、国などの補助がないと無理という答えです。
今後の成り行きを見て行きたいと全く他人事のような答えです。

  社員教育にしても社内で定期、不定期に行っているといいが実状を見ればどのくらいが徹底されているのか疑問が出てきます。

  話し合いの中でも、上記の回答からは何ら得るものはなかったし、今回の事故でも自己責任と言わんかばかりの答えが見え隠れします。

  でも、もし内方線があれば列車に近づかなかったかも?、
エスカレーターの音声ガイドが作動していれば、方向を間違わなかったかも、
非常停止ボタンが判りやすかったら、改札まで行かなくても良かっただろうし、
車掌が後方確認さえしておればその場で停止していたであろうし、
駅舎からホームを監視していれば列車を止めることは容易であっただろう、
あのような大事故にはなっていない可能性があります。

  特に、ホーム係員がおれば、ホームドアが設置されていたならば事故は起こっていないはず。
鉄道事業者として、旅客の安全を確保する責任感を持って欲しい。

  今後もいろんな機会をとらえて安全対策を求めて行きます。


  今年度も街づくり委員会を定例で隔月で行っていきますので皆様の参加とご意見、要望をお待ちしています。
  何とぞ宜しくおお願いします。

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歴史探索の一日




堺支部   M .H

恋しくばたずね来て見よ和泉なる信太の森のうらみ葛の葉

  歌舞伎や浄瑠璃で有名な信太の森の白狐と弥生のロマンを訪ねて、恒例になった堺支部主催の歴史探訪に健脚者、健脚者もどき総勢24人が阪和線信太駅前に午前10時に集合。地元の3人の観光ガイドさんの案内により徒歩15分ほどで大阪府立弥生文化博物館に到着。

  学芸員より館内に展示されている池上曽根遺跡から出土された発掘品を中心に全国各地の弥生時代の遺跡から出土された実物や模型品の説明があり、実際に手に取って触れることのできる建物模型や道具など色々と多くありました。
中でも私が興味を持ち感心したことは、想像以上に弥生人の食生活の豊かであった事や卑弥呼の館や食料庫の木組みの巧みさ、その柱にネズミ返しの工夫がされていたり、又、サムカイトでつくられた斧や鍬と同じようにその要所に楔が使われていた事でした。

  次いで訪れたのは、博物館から5分ほどの所にある池上曽根史跡公園です。
ここは弥生時代の神殿と言われる東西20m、南北8m、直径60pの檜の柱数十本の高床式建物を中心に竪穴式住居、水田、井戸、食料庫、保温室とみられる室などが点在しており、住居一軒をとってみても茅でふかれた屋根の傾斜角度や風の方向を考えた出入り口の取り方、雨水の浸入を防ぐための土嚢の配置の仕方、排水を考慮した床面の傾斜や排水溝の位置などに感心しました。
神殿の左右に建っている男柱と女柱が毎年春分、秋分の日に両者の影が重なり合って「 互いの愛和を確かめ合う 」という話を聞いて私も両柱の間に結跏趺坐( けっかふざーあぐらの仕方で両ももの上に足の甲を乗せて組む座り方 )の姿勢で暫しの間弥生のロマンと風を少々味わってから次の葛葉稲荷神社に寄り、葛餅を食べ帰路に着きましたが、史跡公園を出る前に我々が昼食をとった場所をふり返ると塵一つありませんでした。

  実にすがすがしい温故知新の一日でした。

  最後に、今日の企画をしてくれた西條さんありがとう。

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  事務局伝言板  
要求にむけ
新体制スタート!






今年度の担当者が決まりましたので、紹介します。

 ○就労支援委員会   : 浜田義則(委員長) 藤本 勲(役員)

 ○街づくり委員会    : 加藤康孝(委員長) 千田勝夫(役員)

 ○弱視者要求担当   : 藤本 勲(役員)  川田佳子 ・ 氏野冨秀

 ○こぶし編集担当    : 藤本 勲・氏野冨秀(役員)小牟田勇

 ○点民担当        : 千田勝夫・村上昌子(役員)高岡保司(執行委員)

 ○全視協役員      : 執行委員=氏野冨秀・川田佳子

 ○障連協役員      : 幹事=不動久雄・氏野富秀

 ○鍼灸学校新増設
  反対協議会執行委員 : 堀部光雄・氏野富秀・不動久雄
 ○支部・専門部担当役員: 不動久雄=大阪支部
                  藤本 勲=北支部
                  村上昌子=堺支部 
                  衣笠道夫=松原支部
                  藤本 勲=青年部



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会計からのお知らせ




 会計   千田 勝夫

  定期総会も無事終わり、ここに新年度がスタートしました。
これからは、可能な限り会計に関わる状況をお知らせします。

  先月の会報に全視協大会派遣カンパの協力を呼びかけましたところ、早速ご協力をいただきました。
ご協力ありがとうございました。
また、大会派遣カンパとは別に会活動へのカンパもいただいております。

  引き続き大会派遣カンパは今月末まで、通常のカンパは随時受け付けておりますのでご協力のほどよろしくお願いいたします。

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  告知板
BPO( 放送倫理、番組向上機構 )と
大阪府警への告発運動を!




    最近、マスコミ特に放送の分野で無免許マッサージに関わる違法行為を助長または美化するような番組が目立っています。
「 間違った内容の放送については、番組名、放送局名をメールや電話で送れば、月2回各放送局にその旨をBPOとして通知することが可能 」との確認が出来ました。
当面、この対応で告発運動をしていきましょう!

連絡先,BPO専務理事
TEL(03)5212−7330
(03)3288ー0888
Eメール 
nakatani@bpo.gr.jp


一方、大阪府内で無免許で営業している店舗の告発や広告違反の広告送付運動を引き続き取り組んでいきましょう。

連絡先,大阪府警生活安全部生活環境課指導係,(畑さん又は古山さん)

TEL(06)6943−1234

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今後の日程




    6月 1日 (月)   大阪市交渉 実行委員会

        3日(水)  自立支援 委員会(障害者センター)

       5日(金)  第34回 反対協執行委員会

       6日(土)  こぶし発送作業(障害者センター)

      12日(金)・13日(土)・14日(日)
              第29回 全視協石川大会

      19日(水)  街づくり委員会(障害者センター)

      21日(日)  ギャンブラーズ 定期練習
              (長居障害者スポーツセンター)
              大阪八点会 例会
              (長居障害者スポーツセンター・会議室)

      27日(土)  関西 手をつなごう集会 実行委員会
              (長居障害者スポーツセンター・会議室)
              歌声サークルてんてん 定期練習日
              (住吉民主診療所)

      28日(日)  北支部会[西宮総合福祉会館]

      29日(月)  大阪府交渉 要求大集会

    7月 2日(木)  大阪府交渉 実行委員会

       7日(火)  大阪府交渉(教育) 教育青年センター

       8日(水)  大阪府交渉(午前・放課後学童)

      12日(日)  街づくり委員会 (森ノ宮駅調査)

      19日 (日)   大阪八点会 例会 (長居スポーツセンター・研修室)

      10日(金)  堺市交渉

      14日(火)  大阪府交渉

      16日(木)  大阪府交渉

      19日(日)  大阪八点 会例会
              (長居障害者スポーツセンター・研修室)

      25日(土)  関西手をつなごう集会実行委員会
              (長居障害者スポーツセンター)
              歌声サークルてんてん 定期練習

      26日(日)  全視協 女性部 代表者会議 議案書討議
              (長居障害者スポーツセンター研修室(別棟))
              ギャンブラーズ定期練習 
              (長居障害者スポーツセンター)

    8月22日 (土)   歌声サークルてんてん 定期練習

      23日 (日)   大阪八点会 例会
               (長居スポーツセンター)

    9月13日 (日)  北支部主幹 青空マッサージ[ 吹田よっといで祭り ]

      26日(土)  関西 手をつなごう集会 実行委員会
               歌声サークルてんてん 定期練習

   10月11日(日)  大視会秋のハイキング

   11月 6日(金)or13日(金)
               関西手をつなごう集会

      15日(日)  えるとまつり・青空マッサージ


5月の日誌



     5月1日 (金)  メーデー

       5日(祝・火) ギャンブラーズ定期練習

       7日 (木)  全視協あはき委員会近畿委員打ち合わせ

       9日 (土)  第1回 執行委員会

      10日 (日)  女性部会議といきいきタイム

                 堺支部 ハイキング

      17日 (日)  大阪市支部会

      23日 (土)  歌声サークルてんてん 定期練習

      25日 (月)  大阪府交渉 実行委員会

      27日 (水)  街づくり委員会

      31日 (日)  全視協 石川大会 議案書討議
                第1回 運営委員会

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編集後記 




編集部ドットコム  小牟田 勇 

  「熱しやすく冷めやすい」と言われる日本人、品切れ、買い占め状態を引き起こしたマスク姿も、マスコミの超過密報道の潮目と当局の沈静化コメントにのどもとを過ぎた、感がある。

  終わってみればその1週間は何だったのか?となるのである。
「病は気から」と言われるとおり、誰しも健康時には思いもつかぬ弱気の虫が病につかれた時に台頭してくる。
普段気にもしないマスクやタミフルまで奪い合い、なんてことが起きるのである。
しかし、今回の教訓を本格化するであろう冬場に生かす必要はあろう。

  「景気」もまたそうである。
百年に一度の大不況となればみなが財布を締め、ばらまきと思われる給付金やお国の旗振るエコポイントに財布のひもが緩みそうになるのも事実。
「気」とはまさにいい加減なもの。
要は現状をどう見るか、もう60歳か、まだ60歳なのかである。

  くらしを守る活動も人のつながりもそう、プラス志向でありたいものである。
お互いの成果や長所は大きく共有し、課題や批判は連帯感の中で内なるエネルギーに消化していく。
人の成長には共に歩む愛のムチとその気にさせる飴が欠かせない。

  十人十色、みなそれぞれに持つ才知を適材適所に、ぜひともたし算でのぞみたいものである。
折しも6月の全視協石川大会、この時期に花咲く我がこぶしの花にあやかりたい。

  みなさんの思いなどお待ちしています。

 
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